12月
27th
火
27th
「津波が5メートルとか10メートルの高さになると、そこへ流されて、ひっかかったまま水が引いちゃう。そうすると降ろせない。木の下は瓦礫の山だから、脚立も置けないし、木に登ることもできない。死体を降ろしたところで、何キロと続く瓦礫があるから運べない。警察を呼ぶこともできない、携帯も通じない状況の中で(木にひっかかった母親の遺体を)見ている子供がいた」
「辛かったのは」と石井氏は声を少し落としながら続けた。「その子供が『うちのお母さんじゃないかも知れないよ』と言っていたこと」。

